第4波がついに現れまだピークが見えない状態となっています。
よくあるカゼとの違いをすでにいろんなドクターが解説していますが東洋医学からの視点でも考えてみます。
発熱・咳・倦怠感や筋肉痛などはどちらでもよくみられます。
新型コロナで多いのが寒け・悪寒です。
インフルエンザなどでも悪寒から始まり、その後高熱へと変わっていく事が多いのですが再び悪寒に戻ることはあまりありません。
この発熱と悪寒を繰り返すのは東洋医学でいうところの往来寒熱です。
傷寒論では少陽病といわれます。
この場合、病邪は体の表面にはないので発汗させるような解熱剤では効果はないこともあります。
それどころかもともと体力のない人はかえって悪化する可能性もあります。
特に便秘になったり胸・脇腹が引きつり苦しいときはまさにこの少陽病といえます。