眠りづわり 対策

お灸でリラックスする女性
東洋医学ではつわりは、脾と胃という臓器の異変ととらえています。

脾と胃は共同して飲食物を消化し栄養に変える働きをしています。

お腹に赤ちゃんがいることで発生する熱によって、脾・胃がおかしな働きをすることがつわりの原因となります。

脾は基本的に熱を持たないので、胃の熱が特に強くなります。

栄養が上手に作られないので血流も悪くなり、脳に行く栄養も少なくなります。

そのため脳の働きが悪くなり、眠気を催すのが眠りつわりです。

脾・胃にかかわるツボで働きを整え、体内の熱をうまく調節することで、眠りづわりの症状を軽減・緩和することができます。

眠りづわり

眠る猫「眠りづわり」は、いつも眠い状態になります。

ぼんやりとして眠気があるくらいから、眠くて眠くてどうにもならないくらいまで幅広くあります。

急に眠ってしまい日常生活に支障をきたすこともあります。

つわりはほとんどは妊娠5ヶ月くらいには治まるので、それまでのガマンと思って耐えられている妊婦さんが多いと思います。

しかしつわりが辛すぎて日常生活が困難な方もいますし、出産までつわりが続く方もいらっしゃいます。

そのような方の辛さを少しでも軽減するために鍼灸治療が有効と考えています。