眠りづわり 対策

お灸でリラックスする女性
東洋医学ではつわりは、脾と胃という臓器の異変ととらえています。

脾と胃は共同して飲食物を消化し栄養に変える働きをしています。

お腹に赤ちゃんがいることで発生する熱によって、脾・胃がおかしな働きをすることがつわりの原因となります。

脾は基本的に熱を持たないので、胃の熱が特に強くなります。

栄養が上手に作られないので血流も悪くなり、脳に行く栄養も少なくなります。

そのため脳の働きが悪くなり、眠気を催すのが眠りつわりです。

脾・胃にかかわるツボで働きを整え、体内の熱をうまく調節することで、眠りづわりの症状を軽減・緩和することができます。

吐きつわり 対策

妊婦さん胃の熱が強くなりすぎると逆気、いわゆるのぼせが起こります。温かい空気が上昇するのと同じです。

胃の中の熱が上昇するときに吐き気を伴うのが吐きつわりです。

時間によって熱の強さに違いがあると、辛い時、楽な時に分かれます。

つわりはほとんどは妊娠5ヶ月くらいには治まるので、それまでのガマンと思って耐えられている妊婦さんが多いと思います。

しかしつわりが辛すぎて日常生活が困難な方もいますし、出産までつわりが続く方もいらっしゃいます。

そのような方の辛さを少しでも軽減するために鍼灸治療が有効と考えています。

のぞみはり灸院では、脾・胃にかかわるツボで働きを整え、体内の熱をうまく調節することで軽減することができます。

円形脱毛症・完治

ふわふわの子猫
円形脱毛症・漢方の続きです)
鍼灸の治療では全身の血行を良くして
・「のぼせ」を解消すること
・頭部の血行をよくして栄養を行き渡らせること
・「血」の不足が起こりにくい体にすること
などを目的として、ツボを使って治療します。

全身の状態をよくする事が治癒への近道ですので、もちろん全身にはり・灸を行います。

すごい冷え症で、手の平くらいの円形脱毛を患った方がいらっしゃったことがありました。
それで全身の血行が良くなるような治療を10ヶ月間、週1回ずつ続けたところ、完治しました。
ですが、治るのにはかなり個人差があります。

生理痛のツボ

うつむく女の子生理に痛みが伴う方の場合、痛む範囲として腹部・腰部など子宮の周囲があげられます。

その他にも、頭痛・のぼせ・イライラや体のだるさ、やる気の無さなど、症状が多岐にわたることもあります。

鍼灸治療で子宮の働きや冷え性などを改善し、経血の排出をスムーズに行わせることで、生理中の痛みが寛解されます。

つわり・軽減

赤ちゃんの指
つわりのつらさを軽減するための漢方の側面からの治療としては、血の巡りをよくするために肝臓や心臓のツボを使い、また胃のツボを使ってお腹の熱を和らげます。

まったく食べられなくなると胎児の成長の妨げになりますし、母体も危険なのでしっかりとした治療が必要です。