漢方 傷寒の治療(少陽病) (傷寒の治療(陽明病)の続きです)さらに病が進んでくると耳鳴りや耳閉感、めまいが現れ口が苦くなります。少陽経まで邪が入ってきたということです。悪寒と発熱を繰り返し脇腹や季肋下が引きつってきます。むくみもひどくなります。邪気が少陽経、特に胆経... 2020.05.16 漢方
漢方 傷寒の治療(陽明病) ある程度、病が進んで皮毛から肌肉の熱へと変わってくると脈も少し沈んできます。悪寒はなくなり悪熱、倦怠感、食欲不振となってくると陽明経の病となります。倦怠感があるときは脾経を補います。脈も数実ですが重按すると緩にも見えると思います。咳、鼻づま... 2020.05.08 漢方風邪
新型コロナウイルス 風邪を東洋医学で考える「歴史」 風邪のことを古くは傷寒と呼ぶとお話ししましたが鍼灸で風邪の治療を行う際、参考にするのが傷寒論という本です。そして傷寒論の作者は張仲景という人です。張仲景は今から1800年ほど前の人で(曹操・劉備・孫権が争った三国志のころ)10年ほどの間に2... 2020.03.25 新型コロナウイルス風邪