食物アレルギーの鍼灸治療

日本の朝食
東洋医学では脾臓が主になって胃・大腸・小腸・胆のうを働かせて飲食物の消化・吸収の働きをします。

特に脾・胃は表裏一体の関係なので、この働きが弱いと飲食物の消化・吸収が悪くなります。

そのため脾・胃の働きを高めるツボを使って治療をします。

たとえば熱が強いときは脾経の火穴である大都(火穴は熱を取ります)、冷えているときは金穴である商丘(金穴は巡りを良くして温めます)を使います。

下痢や便秘の時は胃経の足三里、じんましんの時は皮膚と関係が深い大腸のツボを使います。

ただ治療で症状を緩和することはできますが、内臓の働きがしっかりするまではアレルギー反応は現れ続けるので食生活には常に気をつけないといけません。

名古屋市中川区の、のぞみはり灸院では食物アレルギーの鍼灸治療のご相談にも対応しています。ぜひ一度ご連絡ください!

つわり 原因

妊婦さん
東洋医学ではつわりは、脾と胃という臓器の異変ととらえています。

脾と胃は共同して飲食物を消化し栄養に変える働きをしています。

この脾・胃がお腹に赤ちゃんがいることで発生する熱によっておかしな働きをすることがつわりの原因となります。

脾は基本的に熱を持たないので、胃の熱が特に強くなります。

※つわりはほとんどは妊娠5ヶ月くらいには治まるので、それまでのガマンと思って耐えられている妊婦さんが多いと思います。

しかしつわりが辛すぎて日常生活が困難な方もいますし、出産までつわりが続く方もいらっしゃいます。

そのような方の辛さを少しでも軽減するために鍼灸治療が有効と考えています。

ぜひ、名古屋市中川区の、のぞみはり灸院にお問い合わせください

口内炎

金木犀の花口内炎、痛いですよね。

以前、柔術の練習中に顔面キックを軽く食らって(柔術では打撃禁止なのだが)唇が切れて口内炎になりました。

口の中を怪我しても口内炎になるときとならないときがあります。
東洋医学では口や口の周りのデキモノを胃の熱によるものと考えます。

必要以上に胃に熱があるとあふれ出てきて口の周りにさまざまな症状を引き起こすのです。
普段から氷入りの飲み物とかアイスクリームとか冷飲食が好きな人は胃熱が旺盛なので口内炎になりやすいですよ。

温かいものを取ることで逆に胃の熱を冷ますことができます。
冷たいものはほどほどにしましょう。

円形脱毛症

雛人形
円形脱毛症は「自己免疫疾患」といわれます。

東洋医学的には体を構成する「気・血・津液(しんえき)」の中で「血」が足りなくなって起こると考えられています。

「血」は体を働かせる上でエネルギーの源です。
「血」が充実していれば、筋肉の運動、消化吸収、物事を考えたり、物をよく見ることができたりするなど、人間がスムーズに活動することができます。

「血」が足りなくなると、毛髪に栄養を供給することがむずかしくなります。
その結果、毛髪が抜け落ちたり、新しい髪が生えてこなくなったりすると考えられます。
円形脱毛症・子供に続きます)