脾虚肝実とは主に急性熱病いわゆるカゼがうまく治りきらないときになる事が多いです。
表面的な発熱は治まっているものの体の奥には熱がこもりだるくて、どこかに強い痛みがあったり食欲がなくなったり便秘や下痢を繰り返したりします。
女性の場合は生理が乱れたり生理痛や生理前症候群が現れたりします。
薬の飲み過ぎでも起こることがあるので、用法用量を守らないで薬を飲み続けることもよくないです。
肝実の熱は血の流れがかなり悪くなるので体のどこかに血の滞り、いわゆる瘀血が生じます。
多くは肋骨弓の下や下腹部です。押したら硬くて刺すような痛みがあります。
なかなか治りづらいので長い目で見た治療が必要です。