咳からの痛み

5月の猛暑
気温がぐんぐん上がってきて夏のようになってきていますが夜はまだ肌寒さを感じます。

花粉も黄砂も一段落しているようですが、気温差があるため体の表面は冷えて中に熱がこもります。

特に胸にこもった熱は喉や気管支を乾燥させ咳が出やすくなります。

最近は咳をし過ぎて背中や脇腹が痛いという患者さんが多いです。

だいたいは筋肉痛なのですが中には肋骨の骨折や肋軟骨の損傷という患者さんもいます。

特に肋骨骨折は深呼吸でも痛みが出るので、そのような人は一度、整形外科に受診をお願いします。

※咳による痛みにお悩みの方、名古屋市中川区の、のぞみはり灸院ぜひ一度ご相談ください!

東洋医学から見た病気の原因 外因 燥

エジプトギザのピラミッド
体に悪影響を及ぼす原因のうち、季節・気候・気温・湿度・気圧など外から来るものを外因といいます。
風・暑・湿・燥・寒・火の6つがあります。

砂漠のような乾燥した地域は昼は暑く夜は寒いという極端な気候になります。

人体も乾燥が強いと気温の変化に対応できず冷えたり熱を持ったりします。

皮膚や気管支が乾燥するとカゼなどのウィルスの侵入を簡単に許してしまいます。

カゼをひかなくても肺や気管支が乾いて熱を持つと咳になります。

筋肉も水分で潤されて滑らかに動いているので、乾燥すると引きつって動かしづらくなり痛みを生じます。

※6つの病因は暑と寒、湿と燥といった相対するものでなければ2つ3つが合わさって病気を引き起こすこともあります。

体の状態、現れている症状などをよく観察して適切な治療を施すように心がけています。

当院の治療は漢方理論に基づくはり灸を用いた経絡治療を行います。

経絡治療は人の生命力の強化・自然治癒力の亢進を目的としています。

捻挫や打撲などの急性外傷、肩こり・腰痛などの慢性症状、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー疾患、大きな病気や怪我からの体力回復など多岐にわたる治療を行うことができます。
ぜひ一度ご相談ください!

気管支喘息

きれいなソマリ
気管支喘息とは気道に慢性的な炎症が起こり、気道が過敏になることで発作性の呼吸困難・咳・喘鳴を繰り返し起こす病気です。

空気の通り道が狭くなるので呼吸がしにくくなり、呼吸のたびにゼーゼー・ヒューヒューといった音が聞こえ、座っていないと呼吸ができない起坐呼吸という状態になります。

また吐き出しにくい粘り気の強い痰が出ることがあります。

名古屋市中川区の、のぞみはり灸院ではぜんそくにも対応しています。ぜひ一度ご相談ください!