偏食と病気 甘味について

りんご
東洋医学では食べ物には酸・苦・甘・辛・鹹(かん)の五つの味があり、それぞれ体に対して作用があると考えられています。

実際にその味がしなくても体に対する作用があればその味となります。

そのため特定のものを食べ過ぎたり取らなかったりすると体の働きが偏り、病症が現れます。

これが漢方でいう「不内外因」のひとつです。

甘味は栄養の基本となるものです。

炭水化物や糖質と呼ばれるものはすべて甘味になります。

栄養の基本なので疲労時に取るべきものなのですが、取りすぎれば肥満や成人病の元となるのはよく知られていることです。

逆にダイエットなどで極端に制限すると飢餓状態となり、常に疲労感を感じるようになります。

脳の働きも悪くなり思考能力も低下します。

花粉症対策

ヨーグルトとジュース花粉症はスギ・ヒノキなどの花粉によるアレルギー反応で、くしゃみ・鼻水・目のかゆみなどが起こる病気です。つまり花粉に対する過剰な免疫反応、とも言えます。

食の西洋化による高タンパク質・高脂質食による腸内環境の悪化が免疫異常を引き起こすといわれていますが、それよりも炭水化物などの糖質の取りすぎが原因になると考えられます。

日本人はお米やパン・麺類などの主食やケーキ・クッキー・まんじゅうなどの菓子類までかなりの量の糖質を摂取しています。
糖質は人間のエネルギー源なのですが、使われないエネルギーは通常、脂肪になります。

しかしすべて脂肪に変わるわけではなく、ある程度はすぐに使えるグルコース等になって筋肉や肝臓に蓄積します。これが過剰になった場合、強い熱が生じるのではないかと考えられます。

また小麦粉アレルギーなど糖質そのものに対するアレルギーもあるので注意が必要です。

名古屋市中川区の、のぞみはり灸院では花粉症にも対応しています。ぜひ一度ご相談ください!