心因性の腰痛の治療

桃の花
腰痛には大まかに言って筋・筋膜の損傷によるもの、腰椎や椎間板とその周囲の損傷によるもの、心因性によるものに分けられます。

また急性・慢性と分けられます。

心因性の腰痛を治療する場合には、脳の疲労回復を第一に考えます。

冷え・不眠・食欲低下など腰痛と関係なさそうな病症があればそちらを改善するように治療します。

特に冷えはあらゆる病症を引き起こすので、血流を促して温まるようにします。

女性の場合は生理の不順などもありますのでお灸をよく使います。

※心因性の腰痛かも・・・と思い当たった方、名古屋市中川区の、のぞみはり灸院ぜひ一度ご相談ください!

偏食と病気 甘味について

りんご
東洋医学では食べ物には酸・苦・甘・辛・鹹(かん)の五つの味があり、それぞれ体に対して作用があると考えられています。

実際にその味がしなくても体に対する作用があればその味となります。

そのため特定のものを食べ過ぎたり取らなかったりすると体の働きが偏り、病症が現れます。

これが漢方でいう「不内外因」のひとつです。

甘味は栄養の基本となるものです。

炭水化物や糖質と呼ばれるものはすべて甘味になります。

栄養の基本なので疲労時に取るべきものなのですが、取りすぎれば肥満や成人病の元となるのはよく知られていることです。

逆にダイエットなどで極端に制限すると飢餓状態となり、常に疲労感を感じるようになります。

脳の働きも悪くなり思考能力も低下します。

考え事のしすぎが病気の原因になる「内因」思

考える人人の持つ感情・情緒が不安定になることや、同一の感情が長期間継続することで体に異変をもたらすことがあります。

東洋医学では怒・喜・思・憂・悲・恐・驚という七つの感情から病になると考え、これを内因または内傷と呼びます。

ここでは内因の「思」を説明します。

思は思慮・思考を意味します。

すなわち脳の働きです。

物思いにふけるような状態も感情の一つになります。

脳は活動するのに多くのエネルギーを必要とし、重さが体重の2%に対して血液の流入量が全血液の15%に達します。

常に考え事をしているとエネルギーを大量に消費し他の部位への栄養供給が少なくなるので、体が重だるくなりやすく免疫力も下がります。

逆に常に過労の人は思考能力も低下します。

※病気の内因としてあげられる感情は、単独で現れる場合もあれば、いくつか混在している場合もあります。

強い悲しみが怒りを生み出していったり、恐怖のあまり気がくるって笑い出してしまうようなこともあり得ます。

人の表している感情や本来表れるべき感情を考慮し、よく診察したうえで、より良い治療ができるようにしていきます。

当院の治療は漢方理論に基づくはり灸を用いた経絡治療を行います。

経絡治療は人の生命力の強化・自然治癒力の亢進を目的としています。

捻挫や打撲などの急性外傷、肩こり・腰痛などの慢性症状、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー疾患、大きな病気や怪我からの体力回復など多岐にわたる治療を行うことができます。
ぜひ一度ご相談ください!

群発頭痛

四葉のクローバーを持つ男の子群発頭痛は聞きなれない名前ですが、別名”自殺頭痛”と呼ばれるほどの、とんでもなく激しい頭痛です。

海外では実際に痛みに耐えかねて自殺した人がいるそうです。

目の奥がえぐられるような激しい痛みが一日数時間、数か月にわたって発生します。

原因はまだ解明されていませんが、首から脳につながる内頚動脈の炎症・拡張によるものではないかと考えられています。