椎間板ヘルニア 治療

父子腰部椎間板ヘルニアの症例をレポートします。

30代男性、狭いところを歩いていて、おいてある自転車をよけようとした際、腰に痛みが走る。
次の日の早朝、痛みで目が覚める。

どんな姿勢になっても激しい痛みは変わらず整形外科を受診したところ、MRI検査で腰部に3か所のヘルニアがあると診断される。

鎮痛剤で若干痛みは減少するが、動くことはかなり困難である。

所見として、体表・下肢にむくみ冷え、腰部は炎症性の熱がある。この熱のために激しい痛みが出ていると思われる。

治療の方向として、発散を促し汗をかかせてむくみを除き、体表が温まるようにしてこもった熱を浮かせるようにする。

使うツボは腎経の水穴である陰谷。

腎臓は体内の水分代謝をする臓器で、さらにその中の水を主るツボを使うことで余分な水分を取り除くことができる。
そうして冷えているところは温まり、熱のあるところは冷めてくる。

次回は治療翌日の様子を紹介します。

名古屋市中川区の、のぞみはり灸院では腰の椎間板ヘルニアのような痛みのつらい症状にも対応しています。ぜひ一度ご相談ください!