東洋医学と食生活の偏り・酸味

ライムと炭酸水
東洋医学では食べ物には酸・苦・甘・辛・鹹(かん)の五つの味があり、それぞれ体に対して作用があると考えられています。

実際にその味がしなくても体に対する作用があればその味となります。

そのため特定のものを食べ過ぎたり取らなかったりすると体の働きが偏り、病症が現れます。

これが漢方でいう「不内外因」のひとつです。

酸味:すっぱいものは散らばっているものを集める収斂作用というものがあります。

陽気が浮き上がって熱になっている場合にこれを沈めて冷ます働きがあります。

筋肉痛で熱があれば柑橘類を食べると良いというのはこのことです。

慢性的な体調不良でお悩みの方、名古屋市中川区の「のぞみはり灸院」まで、ぜひ一度ご相談ください!

花粉症 漢方

クローバー
今年は花粉の飛び始めが早く、飛散量も多いようです。

去年はあまり症状が出なかった人も、今年はかなり激しく出てきています。

症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまりが多いのですが、目のかゆみや喉の違和感、咳なども多くなっています。

くしゃみやダラダラ流れる鼻水は冷えの症状なので体を温める治療をします。そうして発汗や排尿を促して体の余分な水を排出します。

鼻づまり、目のかゆみ、咳などは熱の症状です。パソコン作業などで目を酷使すると熱を持つので粘膜が乾き、アレルギー反応が出ます。

カゼなどで喉の粘膜が炎症を起こしても同じようになり、咳が出やすくなります。

今年は空気の乾燥がきついので粘膜も乾きやすくなっています。

そのため涙やつばなどで花粉を排出しづらく、花粉に対するアレルギー反応が強く出ているようです。

熱の症状の人は体の水分の循環を促し、乾いたところを潤すように治療をします。1,2回の治療ではすぐに元に戻ってしまうので継続して治療することが必要です。

名古屋市中川区の、のぞみはり灸院では花粉症の諸症状にも対応しています。ぜひ一度ご相談ください!

東洋医学から見た病気の原因「不内外因」

初日の出
東洋医学では病の原因(病因)を大きく3つに分けて考えます。

そのうちのひとつが「不内外因」です。

食べ過ぎ・飲み過ぎ、過労、外傷などによって起こるものです。

外因内因とは直接関係ありませんが、間接的につながっている場合もあります。

内因、外因、不内外因の3つそれぞれが単独で原因になることはあまりなく、それぞれが影響し合って病の原因となります。

※当院の治療は漢方理論に基づくはり灸を用いた経絡治療を行います。

経絡治療は人の生命力の強化・自然治癒力の亢進を目的としています。

捻挫や打撲などの急性外傷、肩こり・腰痛などの慢性症状、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー疾患、大きな病気や怪我からの体力回復など多岐にわたる治療を行うことができます。
ぜひ一度ご相談ください!

東洋医学からみた病の原因「内因」

ふきのとう
東洋医学では病の原因(病因)を大きく3つに分けて考えます。

そのうちの一つが「内因」です。

人の感情・情緒の急激な変動や長期間に及ぶ感情の偏りによって様々な症状が引き起こされます。

人は怒・喜・思・優・悲・恐・驚の7つの感情を持つと考え七情と呼ばれます。

現代的にいえばストレスによるものと考えても良いかと思います。

また生まれ持った体質・気質(性格)によるものが大きいです。

※当院の治療は漢方理論に基づくはり灸を用いた経絡治療を行います。

経絡治療は人の生命力の強化・自然治癒力の亢進を目的としています。

捻挫や打撲などの急性外傷、肩こり・腰痛などの慢性症状、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー疾患、大きな病気や怪我からの体力回復など多岐にわたる治療を行うことができます。
ぜひ一度ご相談ください!

東洋医学からみた病気の原因「外因」

菩提寺の大銀杏
東洋医学では病の原因(病因)を大きく3つに分けて考えます。

そのうちの一つが「外因」です。

季節や気候によるもの。天気や気温・湿度・気圧などによって様々な症状が引き起こされます。

風・暑・湿・燥・寒・火の6つに細分され六淫とも呼ばれます。

※当院の治療は漢方理論に基づくはり灸を用いた経絡治療を行います。

経絡治療は人の生命力の強化・自然治癒力の亢進を目的としています。

捻挫や打撲などの急性外傷、肩こり・腰痛などの慢性症状、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー疾患、大きな病気や怪我からの体力回復など多岐にわたる治療を行うことができます。
ぜひ一度ご相談ください!

漢方の視点から考える病気

白谷雲水峡
患者さんからの質問で最も多いのが、どうしてこういう症状が出ているのでしょうかというものです。

カゼなどのウィルスや細菌によるものや、重いものを持って腰を痛めた、転んで足首をひねったなどは原因がはっきりしているので説明がしやすいのですが、頭痛や肩こりなどこれといった原因がはっきりしないものも多く見受けられます。

ヘルニアや脊柱管狭窄症で手足のしびれが起こることもあればレントゲンやMRIでは異常が見当たらないのにそういった症状が出ることもあります。

西洋医学的には原因不明でも東洋医学的にみた病の原因について触れていきます。

※当院の治療は漢方理論に基づくはり灸を用いた経絡治療を行います。

経絡治療は人の生命力の強化・自然治癒力の亢進を目的とするので、捻挫や打撲などの急性外傷、肩こり・腰痛などの慢性症状、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー疾患、大きな病気や怪我からの体力回復など多岐にわたる治療を行うことができます。

ぜひ一度ご相談ください!

アトピー 漢方

桑の葉と夏空
アトピー皮膚炎の治療は、基本的には皮膚科医が処方する外用薬を塗布することです。

鍼灸でできることは血行を良くして皮膚の炎症部位の熱を取り除き、また皮膚の働きを活発にさせ潤いを保つことです。

症状が長く続くことによるストレスが肩・首のコリ、不眠などを引き起こします。

それらを治療することでアトピー性皮膚炎そのものも改善すると考えます。

円形脱毛症・完治

ふわふわの子猫
円形脱毛症・漢方の続きです)
鍼灸の治療では全身の血行を良くして
・「のぼせ」を解消すること
・頭部の血行をよくして栄養を行き渡らせること
・「血」の不足が起こりにくい体にすること
などを目的として、ツボを使って治療します。

全身の状態をよくする事が治癒への近道ですので、もちろん全身にはり・灸を行います。

すごい冷え症で、手の平くらいの円形脱毛を患った方がいらっしゃったことがありました。
それで全身の血行が良くなるような治療を10ヶ月間、週1回ずつ続けたところ、完治しました。
ですが、治るのにはかなり個人差があります。

円形脱毛症・漢方

森林円形脱毛症・子供の続きです)
「血」の不足だけでは髪は抜けません。
プラス、頭に熱が多くなり「のぼせ」の状態があると脱毛してしまいます。

手足が冷えて、頭にばっかり熱が多くなるとのぼせてしまいます。
熱の量が多くなりすぎて手は冷えてないこともありますが、足は必ず冷たいです。

この「のぼせ」がくせものです。
円形脱毛症・完治に続きます)

円形脱毛症

雛人形
円形脱毛症は「自己免疫疾患」といわれます。

東洋医学的には体を構成する「気・血・津液(しんえき)」の中で「血」が足りなくなって起こると考えられています。

「血」は体を働かせる上でエネルギーの源です。
「血」が充実していれば、筋肉の運動、消化吸収、物事を考えたり、物をよく見ることができたりするなど、人間がスムーズに活動することができます。

「血」が足りなくなると、毛髪に栄養を供給することがむずかしくなります。
その結果、毛髪が抜け落ちたり、新しい髪が生えてこなくなったりすると考えられます。
円形脱毛症・子供に続きます)