肉体的、精神的に疲労することを労倦(ろうけん)といいます。
一般に社会生活を営むうえである程度、疲労することは当たり前のことですが、疲労が積み重なってくるとさまざまな病気を引き起こす原因となります。
仕事や作業のやり方によって疲れ方が違うので疲労する部位、現れる症状もさまざまなのですが、病気の原因としては労倦がかなりの割合を占めていると思われます。
肉体労働やスポーツなどで同じ筋肉を使い続けていればいつかは傷めてしまいますし、目を酷使し続ければ視力が悪くなってしまいます。
ずっと立ちっぱなしでいれば足が疲れそこから腰を悪くすることもあります。
また対人関係や仕事のストレスなども積み重なると頭痛や胃痛、不眠症などを引き起こすこともあります。
体のどの部位がどのように悪いのかを聞いて、そこから最も効果的な治療を施し、また日常生活においてどうすれば良いかをアドバイスします。
その他、房事過度(過剰な性交渉)、事故等による外傷、女性の妊娠・出産も労倦の一部ととらえ治療をします。