東洋医学ではつわりは、脾と胃という臓器の異変ととらえています。
脾と胃は共同して飲食物を消化し栄養に変える働きをしています。
この脾・胃がお腹に赤ちゃんがいることで発生する熱によっておかしな働きをすることがつわりの原因となります。
脾は基本的に熱を持たないので、胃の熱が特に強くなります。
※つわりはほとんどは妊娠5ヶ月くらいには治まるので、それまでのガマンと思って耐えられている妊婦さんが多いと思います。
しかしつわりが辛すぎて日常生活が困難な方もいますし、出産までつわりが続く方もいらっしゃいます。
そのような方の辛さを少しでも軽減するために鍼灸治療が有効と考えています。