アトピー性皮膚炎と鍼灸治療

あかちゃんと家族
アトピー性皮膚炎に対する鍼灸治療は、赤ちゃん・乳幼児に対しては上手に汗をかけるようにします。

肌と関係する肺や大腸にかかわるツボを使いますが、ツボにうまく鍼をすることが難しいので、肌をこすって汗腺の働きを促すことが主になります。

保護者の方にもやり方を教えて、自宅でもできるようにしてもらいます。

大人のアトピー性皮膚炎の場合も、汗をかかせるようにするのは同じです。

体表面や下半身が冷えて体の内部や頭に熱がこもることが多いので、血行を促して全身の熱の偏りを改善します。

いずれにしても一度の治療でよくなることはないので、継続して治療をする必要があります。

名古屋市中川区の、のぞみはり灸院では赤ちゃんのアトピー性皮膚炎にも対応しています。ぜひ一度ご相談ください!

アトピー性皮膚炎

赤ちゃんとクマのぬいぐるみアトピー性皮膚炎はかゆみの強い慢性の湿疹で増悪・寛解を繰り返す病気です。

乳児期はジュクジュクの湿疹が全身に広がり、幼児期になると手足の関節や首の周りに湿疹が広がります。

思春期以降は乾燥肌が強くなり、かゆみもかなり強くなります。
アレルギー症状なので直接の原因はダニやカビ、ほこり、食物によるものですが、過労や睡眠不足、ストレスによって悪化します。

また気管支ぜんそくやアレルギー性鼻炎も併発することがよくあります。

名古屋市中川区の、のぞみはり灸院ではアトピーのような症状にも対応しています。ぜひ一度ご相談ください!

アトピー 治療

すいかわり夏は気温の上昇とともに体内に蓄積する熱も多くなります。その熱がうまく発散されないと、アトピー皮膚炎の症状のかゆみ・痛みが悪化します。

特に熱の強い顔面部や皮膚の薄い肘の内側・膝の裏側に症状が強く現れます。適度に汗をかいてこもった熱を発散させることが重要です。

しかし汗をかくことで悪化することもあります。

大量に汗をかくことは体内の水分を減らしますので皮膚の潤いがなくなりかさつき、ひび割れを起こしやすくなります。

また体を冷やすこともしづらくなるので、より熱がこもります。

中途半端に汗をかいたままでいるとあせも等、肌荒れの原因になります。アトピー性皮膚炎の人はよりひどくなるので、肌を清潔にしておくことも大事です。

アトピー原因

朝のビーチ
アトピー性皮膚炎の原因は、食物アレルギー、ダニやほこり・ハウスダストなどのアレルギー、発汗や皮膚の汚れ、ストレスなど多岐にわたります。

気温の上昇とともに体内に蓄積する熱も多くなり、その熱がうまく発散されないとかゆみ・痛みが悪化します。

特に熱の強い顔面部や皮膚の薄い肘の内側・膝の裏側に症状が強く現れます。適度に汗をかいてこもった熱を発散させることが重要です。

アトピー 漢方

桑の葉と夏空
アトピー皮膚炎の治療は、基本的には皮膚科医が処方する外用薬を塗布することです。

鍼灸でできることは血行を良くして皮膚の炎症部位の熱を取り除き、また皮膚の働きを活発にさせ潤いを保つことです。

症状が長く続くことによるストレスが肩・首のコリ、不眠などを引き起こします。

それらを治療することでアトピー性皮膚炎そのものも改善すると考えます。