便秘のツボ

つぼ・合谷中川区にお住まいの、40代・女性の患者さんが来院されました。

肩・首の痛みをとりたくて治療に来られたのですが、お話をうかがってみると、慢性的に便秘であるとのことでした。

むくみが嫌なのであまり水分を取らないようにしていたので、血液中の水分が少なくなり、かえって血行が悪くなって体に熱がこもり、腸の働きも悪くなって便秘になっていたようです。

血液を潤わせるために膝の内側にある曲泉、大腸の働きをよくするために手の示指と母指の間にある合谷(写真)、この二つのツボをメインに、あとは背中や足のコリの強いところを治療しました。

3回くらいの治療で熱がぬけて肩の痛みも治まり、便通も良くなりました。

特に合谷穴は大腸に関わりがあるのですが、疲れ目などにも効果があるので、気が付いたときに軽く揉むといいですよ、とアドバイスしています。