風は百病の始まり

桜
春になってから毎日のように強い風が吹いています。

東洋医学の古典には風は百病の始まりと書いてありまして、強い風にあたると様々な病を引き起こすと考えられています。

冷える時もあれば熱を持つ時もあり、カゼをひいたりのぼせたりめまいや耳鳴り等もよく起こります。

屋内にいて直接、風にあたらなくても何らかの影響を受けて症状が現れることもあります。

古くは西洋でも、ある地域では強い風は魔女の風と呼ばれ、そういう時期には人々はおかしくなってしまうという伝説めいた話もあります。

今春は寒暖差もあり特に何もしていなくても体調を崩しやすいので早寝早起き等、規則正しい生活を心がける必要があります。

体調不良でお悩みの方、名古屋市中川区の、のぞみはり灸院ぜひ一度ご相談ください!

めまい 耳

雪うさぎ
体の熱が多く、特に頭の熱が強い人もめまいが現れます。

高血圧の人が多く、めまいとともに耳鳴り・難聴・耳の中の膨満感を感じることもあります。

熱が多い人は温めるとかえって悪化しますが、冷え症の人と同様に血行を良くするように治療します。

体の熱のせいで乾いて水分が少なくなっている人には血中の水分が増えるように治療します。

また耳の症状が同時に現れている場合は耳の周り・側頭部をしっかり治療します。

メニエール病も耳とかかわりのある病気なので同様です。

ぜひ一度ご相談ください!

東洋医学から見た病気の原因 外因 風

風神体に悪影響を及ぼす原因のうち、季節・気候・気温・湿度・気圧など外から来るものを外因といいます。
風・暑・湿・燥・寒・火の6つがあります。

風:
風は万物の成長を促します。

実際の風は気圧の差による空気の移動ですが、人体の中を流れる気も風によって移動が促進します。

気の流れが強すぎると体内の水分が乾かされ熱を生じます。

風の強い日に洗濯物がよく乾くのと同じです。

水分不足で生じた熱は体温計で計っても平熱か微熱程度ですがのぼせやめまい、耳鳴りなどを引き起こし不眠の原因にもなります。

また筋肉も引きつり動かしづらくなります。

昔は脳梗塞や脳出血による麻痺を中風といったのも、風がその原因と考えられていたからです。

※6つの病因は暑と寒、湿と燥といった相対するものでなければ2つ3つが合わさって病気を引き起こすこともあります。

体の状態、現れている症状などをよく観察して適切な治療を施すように心がけています。

当院の治療は漢方理論に基づくはり灸を用いた経絡治療を行います。

経絡治療は人の生命力の強化・自然治癒力の亢進を目的としています。

捻挫や打撲などの急性外傷、肩こり・腰痛などの慢性症状、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー疾患、大きな病気や怪我からの体力回復など多岐にわたる治療を行うことができます。
ぜひ一度ご相談ください!

めまい 原因

JR岐阜駅イルミネーション
めまいの原因、その半数はメニエール病によるもので、耳の中の内耳の異常で耳鳴り・難聴を伴います。

メニエール病のほかには高血圧・低血圧・貧血・更年期障害や脳の病気で起こることもあります。

めまいは頭部の血行障害、頭を中心に上半身が熱くなる、いわゆる「のぼせ」が主な原因です。