コロナ禍の3年間はいろいろ制限もあり、患者さんにも変化がありました。
その中で印象深かったものがいくつかあります。
まず癌が新たに発生した患者さんがかなり増えました。
鍼灸院ですからそんなに来ないのですが、今まではせいぜい2年に1人くらいの新規癌患者がこの3年で10人を超えました。
癌そのものを治療するのはかなり難しいですが少しでも体を楽にできれば良いと思いながら治療しています。
※続きます。
コロナ禍の3年間はいろいろ制限もあり、患者さんにも変化がありました。
その中で印象深かったものがいくつかあります。
まず癌が新たに発生した患者さんがかなり増えました。
鍼灸院ですからそんなに来ないのですが、今まではせいぜい2年に1人くらいの新規癌患者がこの3年で10人を超えました。
癌そのものを治療するのはかなり難しいですが少しでも体を楽にできれば良いと思いながら治療しています。
※続きます。
5月8日から新型コロナ感染症は第5類に分類されるようになりました。
インフルエンザなどと同じ扱いにするということです。
では何が変わったの?と聞かれてもどう変わったのかよくわからない人のほうが多いのではないでしょうか。
実際には感染した際の行政の対応・手続きや病院での扱いが大幅に変わっているのですが、感染発症してない人には関係ないです。
ただ気持ちの問題ですが、コロナ騒動がようやく終わったという安心感を持てるようになったことが一番ではないでしょうか。
実際にはコロナに限らずあらゆる感染症から身を守るための行動を続けていかなければならないですけどね。
東洋医学では体を浅い所(皮膚・筋肉・血管など)、深い所(内臓など)、その中間に分け、どこに病があるかを探して治療をします。
一般的なカゼはほとんどが浅い所の病のため発汗させて治します。
新型コロナは少し深い所に入る事が多く一般的はカゼの治療とは少し変わってきます。
高熱時はそもそも治療ができないので、療養期間を過ぎてからですがほとんどが以前書いた少陽病の治療になります。
症状の中に口が苦い・まずい、食欲不振、めまい、胸や脇腹の痛みが一つでもあれば少陽病であることがわかります。
漢方薬でいえば小柴胡湯かその類方になると思いますが、鍼灸でも同等の治療ができると思います。
新型コロナ後の体調不良にお悩みの方、名古屋市中川区の、のぞみはり灸院にぜひ一度ご相談ください!
第7波もようやく終わりそうですが、もう累計で感染者は2000万人を超え国民の6人に1人が新型コロナにかかった事になります。
無症状の人も多いのですが、やはり高熱を出す人が多く熱はひいても何か調子がすぐれない人も見られます。
認知障害や運動障害、味覚障害といったはっきりとした後遺症の人は少ないのですが、めまいや頭痛、食欲不振、体力低下などは結構な割合でいると思います。
発熱後、半月たっても調子が悪い人は何らかの治療をしたほうが良いでしょう。
新型コロナ後の体調不良にお悩みの方、名古屋市中川区の、のぞみはり灸院にぜひ一度ご相談ください!
8月17日の中日新聞朝刊の記事で、愛知県では新型コロナの第7波ではコロナ肺炎による死者はゼロで老衰や持病の悪化などが死因だということです。
現行の基準では死因が何であれ新型コロナに感染していた場合は死因はコロナ死者として計上されるそうです。
コロナ発病による症状や回復後の後遺症は、今までの風邪症状とは違うものだとは実感させられていますが、実際の死因にならないとなるとちょっと考えさせられます。
今までに全国で3万7千人を超える死者が計上されてますが実際にコロナによる死者は何人なのでしょうね。
昨年から始まった新型コロナのワクチン接種ですが、少しずつその副作用というか後遺症の事例が発現してきました。
名古屋市も深刻に受け止め相談窓口を設置するとのことです。
後遺症は人によって様々ですが、かなりの人に冷え症状がみられます。
1回目、2回目の段階で妙に冷えているなと思う人がいましたが3回目で気温は上がって暖かくなってくるはずなのに何故か冷えが強くなってると思わせる方もいます。
ワクチンの作用機序もわからないし、ただの偶然かもしれないのではっきりしたことはいえませんが今後も注意して診ていこうと思います。
夏真っ盛りになってからコロナウィルス感染が爆発的に増えてきています。
デルタ株の感染力が強いからという話ですが、発表される感染者の行動ではかなりの割合で飲酒を伴う会食が挙げられています。
アルコールのために盛り上がって飛沫量も多くなるということですがアルコールそのものが感染・または重症化の誘因になってはいないでしょうか?
以前、新型コロナの症状は東洋医学でいう少陽病というものだと書きました。
少陽病とは主に少陽胆経という経絡に病邪が入り込んで起こる病です。
この少陽胆経は厥陰肝経と隣り合っており、病邪がこの胆経と肝経を行ったり来たりして起こるのがコロナ症状で多い往来寒熱(悪寒と発熱を繰り返すもの)です。
肝経は肝臓につながっているのでアルコールで肝機能が落ちれば肝経も弱まり病邪が入りやすくなるということです。
これらの事は単なる想像にしかすぎませんが、感染者というより発症者や重症化した人の飲酒の割合を調べてみるのも一考かもしれません。
新型コロナの後遺症の一つに脱毛症があります。
もともと脱毛症はストレスなどで免疫異常となり自ら毛根を攻撃して起こる自己免疫疾患といわれていますが新型コロナには血管系の症状も多くみられるようです。
血管の炎症が頭皮付近で起これば脱毛症が現れることもありえます。
他の部位でも炎症による症状かも?と思われるようなものが見受けられますが今後専門家たちの研究結果が出されていくと思いますので注視していきたいと思います。
第4波がついに現れまだピークが見えない状態となっています。
よくあるカゼとの違いをすでにいろんなドクターが解説していますが東洋医学からの視点でも考えてみます。
発熱・咳・倦怠感や筋肉痛などはどちらでもよくみられます。
新型コロナで多いのが寒け・悪寒です。
インフルエンザなどでも悪寒から始まり、その後高熱へと変わっていく事が多いのですが再び悪寒に戻ることはあまりありません。
この発熱と悪寒を繰り返すのは東洋医学でいうところの往来寒熱です。
傷寒論では少陽病といわれます。
この場合、病邪は体の表面にはないので発汗させるような解熱剤では効果はないこともあります。
それどころかもともと体力のない人はかえって悪化する可能性もあります。
特に便秘になったり胸・脇腹が引きつり苦しいときはまさにこの少陽病といえます。
遅ればせながら明けましておめでとうございます。
今年もよろしくお願いします。
年が明けてから一段と寒さが厳しくなっていますが乾燥もかなりきついです。
お肌はカサカサ、筋肉もカチカチになってしまいます。
そして喉・鼻の粘膜も乾いてくると防御作用が弱まり容易にウィルスの侵入を許してしまいます。
当然コロナも入ってきます。
冬季に空気の乾燥がきつい太平洋側と、湿気の多い日本海側で感染者の人数にかなりの差があるのは人口の差だけではないと思います。
充分な水分補給と加湿が必要です。
最後に、今年は激動の一年となりそうです。昨年から続いていますが。
巷ではいろんな情報があふれていますが、あてにし過ぎず自身で真贋を見極めてより良い生活を送ってください。