東洋医学からみた病気の原因「内因」怒

子犬
人の持つ感情・情緒が不安定になることや、同一の感情が長期間継続することで体に異変をもたらすことがあります。

東洋医学では怒・喜・思・憂・悲・恐・驚という七つの感情から病になると考え、これを内因または内傷と呼びます。

ここでは内因の「怒」を説明します。

怒りは鬱屈した精神を発散させるために必要な感情です。

そのため一度怒ればすっきりするので、しょっちゅう怒っている人はあまりストレスがありません。

まったく怒りの感情を表さない人のほうが実はストレスをためていて、本人にも自覚がないことがしばしばあります。

そのような人は常にのぼせ、手足が冷え、首や脇が引きつります。

熱がこもるので便秘になることもあります。また鬱屈が長期に及ぶと鬱病を発症することもあります。

※病気の内因としてあげられる感情は、単独で現れる場合もあれば、いくつか混在している場合もあります。

強い悲しみが怒りを生み出していったり、恐怖のあまり気がくるって笑い出してしまうようなこともあり得ます。

人の表している感情や本来表れるべき感情を考慮しよく診察したうえで、より良い治療ができるようにしていきます。

当院の治療は漢方理論に基づくはり灸を用いた経絡治療を行います。

経絡治療は人の生命力の強化・自然治癒力の亢進を目的としています。

捻挫や打撲などの急性外傷、肩こり・腰痛などの慢性症状、アトピー性皮膚炎や花粉症などのアレルギー疾患、大きな病気や怪我からの体力回復など多岐にわたる治療を行うことができます。
ぜひ一度ご相談ください!

妊娠 便秘

あかちゃん
妊娠中は便秘になるのは普通のことです。体内の熱が多くなるので便が乾き固くなります。

鍼灸治療でこもった熱を発散させ、体を潤すことでスムーズな排便を促します。

便秘のツボ

つぼ・合谷中川区にお住まいの、40代・女性の患者さんが来院されました。

肩・首の痛みをとりたくて治療に来られたのですが、お話をうかがってみると、慢性的に便秘であるとのことでした。

むくみが嫌なのであまり水分を取らないようにしていたので、血液中の水分が少なくなり、かえって血行が悪くなって体に熱がこもり、腸の働きも悪くなって便秘になっていたようです。

血液を潤わせるために膝の内側にある曲泉、大腸の働きをよくするために手の示指と母指の間にある合谷(写真)、この二つのツボをメインに、あとは背中や足のコリの強いところを治療しました。

3回くらいの治療で熱がぬけて肩の痛みも治まり、便通も良くなりました。

特に合谷穴は大腸に関わりがあるのですが、疲れ目などにも効果があるので、気が付いたときに軽く揉むといいですよ、とアドバイスしています。

下痢

ひまわりと青空
おなかが弱い、という方は多いのはないでしょうか。
おなかが弱いのは先天的な体質であったり、生活習慣の問題であったりします。

知人は高校時代、夏は暑くて食欲がわかず、昼食は常にかき氷とジュースだったそうです。
昼食を済ませての部活の練習では、常に下痢に苦しんでいたそうです。

そんな昼食の内容でお腹が弱いと言われても困るのですが。

便秘の記事の繰り返しになりますが、便の内訳は飲食物の残渣、古くなって不要になった腸壁、腸内細菌の死骸です。

これが固くなって排出が困難になった場合を便秘、形が保てないくらい柔らかくなったり液状になって排出される場合を下痢といいます。

便秘薬

とうもろこし
便秘がちの人で黒い便の出る人は、どこかで出血している可能性があります。

胃・十二指腸潰瘍、癌などの疑いがあります。

定期的に健康診断を受けて異常がないかチェックしましょう。

便秘・解消

ブルーベリー
便秘の原因で多く見られるのは、血行が悪くなり胃腸に熱がこもり、便が乾いて固くなってしまう、というものです。
血行が悪いことで大腸自体の働きも悪く、便を押し出すいわゆる蠕動運動が弱くなることもあげられます。

患者さんのタイプとして、手足は冷えるが全体としては熱く、のぼせて首肩のコリが強い人、肌の乾燥が強い人に多くみられます。
冷えが強くても頻尿の人は、その分、腸に行く水分が少ないので、便が固くなりやすいのです。

便秘

バラ
排便に難を抱えている人は意外と多いです。
便の内訳は飲食物の残渣、古くなって不要になった腸壁、腸内細菌の死骸です。

形が保てないくらい柔らかくなったり、液状になって排出される場合を下痢といいます。

逆に、これが固くなって排出が困難になった場合、便秘になります。