愛知県名古屋市中川区東中島町3丁目77番地の1(地図がひらきます)
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漢方

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免疫力を上げる

まだまだ暑い日が続きますが、少しずつ秋に向かっています。夏の間に疲れた体は免疫力も落ちているので寒くなってくるといろんなウィルスや細菌に感染・発症しやすくなります。大切なのは血流を良くすること。血流が良くなれば体のいろんな臓器に栄養が運ばれ...
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脾虚肝実

脾虚肝実とは主に急性熱病いわゆるカゼがうまく治りきらないときになる事が多いです。表面的な発熱は治まっているものの体の奥には熱がこもりだるくて、どこかに強い痛みがあったり食欲がなくなったり便秘や下痢を繰り返したりします。女性の場合は生理が乱れ...
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機能性ディスペプシア(FD)

日本生活習慣病予防協会が消化器内科医にアンケートを取ったところ最近の日本人の多くが罹患していると思われる新・国民病の第一位は機能性ディスペプシア(FD)だそうです。なんだそれ?と思われるかもしれませんが機能性ディスペプシア(FD)とは原因が...
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風による病(風邪ではない)

風に吹かれると病気になる。そんなわけないと思われるかもしれませんが、実際にあります。東洋医学では病の原因は風・暑・寒・湿・燥・火の六種類がありその中でも風はあらゆる病の始まりとされています。風に吹かれるとあるときは冷えて発熱したり、あるとき...
新型コロナウイルス

傷寒の治療(まとめ)

今までは陽経の病の治療でしたが、もともと体力がない人や体表の気が弱い人は陰経にまで邪が及んできます。こうなると症状としてはかなり重いものとなります。太陰病ならお腹が詰まって吐いて下痢が止まらない。少陰病なら喉の痛みから始まってしゃべることは...
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傷寒の治療(少陽病)

(傷寒の治療(陽明病)の続きです)さらに病が進んでくると耳鳴りや耳閉感、めまいが現れ口が苦くなります。少陽経まで邪が入ってきたということです。悪寒と発熱を繰り返し脇腹や季肋下が引きつってきます。むくみもひどくなります。邪気が少陽経、特に胆経...
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傷寒の治療(陽明病)

ある程度、病が進んで皮毛から肌肉の熱へと変わってくると脈も少し沈んできます。悪寒はなくなり悪熱、倦怠感、食欲不振となってくると陽明経の病となります。倦怠感があるときは脾経を補います。脈も数実ですが重按すると緩にも見えると思います。咳、鼻づま...
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傷寒の治療(診察篇)

今回も傷寒(主にカゼ症状)の治療ですが、素問・霊枢・難経・傷寒論などを勉強している鍼灸師向けです。精気の虚がなければ外邪の侵入を許さないことが基本となりますので何らかの症状が現れた時点で五臓のどれか、または複数の臓の精気が虚していることがわ...
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梅雨の病

雨が多く湿気がぐんと強まる梅雨の時期は、人の体も水分がたまっていきます。いわゆるむくみが強くなります。東洋医学では水帯といいます。水帯が強いと、体はだるく重く関節が痛くなりやすく、この関節痛に熱が加わると腫れてかなりの激痛になります。関節リ...
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風は百病の始まり

春になってから毎日のように強い風が吹いています。東洋医学の古典には風は百病の始まりと書いてありまして、強い風にあたると様々な病を引き起こすと考えられています。冷える時もあれば熱を持つ時もあり、カゼをひいたりのぼせたりめまいや耳鳴り等もよく起...