傷寒の治療(まとめ)

ブーケ
今までは陽経の病の治療でしたが、もともと体力がない人や体表の気が弱い人は陰経にまで邪が及んできます。

こうなると症状としてはかなり重いものとなります。

太陰病ならお腹が詰まって吐いて下痢が止まらない。

少陰病なら喉の痛みから始まってしゃべることはもちろん声も出せず、下痢して胸苦しく動悸がする。

厥陰病なら陰気と陽気が交流せず手足の極端な冷えと発熱を交互に繰り返し、下痢・嘔吐・錯乱状態などを起こします。

陰経の病は体の内部の寒が主体となるので、先ずは補って温めることです。

症状を取り去ろうとして瀉法を施すと病はますます悪化するのでしっかり診察して、患者に何が必要かを見極めなければなりません。

現時点で鍼灸師が新型コロナウィルスによる患者を治療することはありません。

しかし今後、治療薬やワクチンが完成して通常の風邪と同じような扱いになる日が来れば他の病の患者と同じように治療するかもしれません。

もしそうなったとき、ちゃんと治療ができるよう日々、研鑽をしていきたいです。

傷寒の治療(陽明病)

花水木
ある程度、病が進んで皮毛から肌肉の熱へと変わってくると脈も少し沈んできます。

悪寒はなくなり悪熱、倦怠感、食欲不振となってくると陽明経の病となります。

倦怠感があるときは脾経を補います。脈も数実ですが重按すると緩にも見えると思います。

咳、鼻づまり、目の渇きなど上焦の症状が多い場合、手の大腸経を瀉法します。

便秘になっているのなら足の胃経を瀉法します。便が出るようになれば熱も抜けていきます。

下痢をしている時は冷え込みが強いです。脈も数ではあっても渋に見えると思いますので胃経をしっかり補います。

陽明病は朝は平熱でも昼過ぎから夕方に発熱してくることが多いです。

熱が下がってきても食べ過ぎたり消化の悪いものを食べると、再び発熱してきますので注意が必要です。

傷寒の治療(少陽病)に続きます)

傷寒の治療(診察篇)

ネモフィラ
今回も傷寒(主にカゼ症状)の治療ですが、素問・霊枢・難経・傷寒論などを勉強している鍼灸師向けです。

精気の虚がなければ外邪の侵入を許さないことが基本となりますので何らかの症状が現れた時点で五臓のどれか、または複数の臓の精気が虚していることがわかります。

診察では病症の問診の他、脈状、肌の状態、お腹などで判断します。

傷寒は基本的に外側から病が進んでいくので先ず肌の状態を見ます。

かさつきや汗の有無、汗が出ている場合はどの程度か、あとは熱感などもよく観察します。

お腹は臍とその上下左右どこが詰まっているか、ゆるくなっているかなどを見ますが傷寒の場合は参考にならないこともあります。

脈は浮沈で病の深さ、遅数で寒熱、滑渋で気血の流れ具合とある程度の寒熱、虚実で精気の虚と邪気の実どれだけあるかを見ます。

傷寒は悪寒、発熱、頭や首のこわばり痛みから始まりますが悪寒で汗が漏れている程度なら脈は浮渋、汗が出ず発熱し頭痛などが出てくると脈は浮で数、滑などになってきます。

そして病が進んでいくと脈も沈んでいくのでそうなる前に治療をして病の進行を止めなければなりません。

感染予防の心構え

チューリップ畑
一向に終わりの気配すら見せないコロナウィルス禍ですが我々一般人はどう対処していけばよいのか考えてみます。

まず、今、政府や各自治体がやっていることは感染の完全予防ではなく感染が爆発的に拡大して医療崩壊を起こすことを防ごうとしていることであると理解する必要があります。

専門家の話では国民の6割が感染すれば爆発的な感染はしなくなるとのこと。

そして感染者のうち8割は軽症か無症状であるということ。

私たちは如何にその8割のほうに入るかということに尽きると思います。

ウィルスの増殖スピードがどのくらいかはわからないので、数字を含めて適当なことしか言えませんが、一度に取り込むウィルス量が100なら免疫が勝てそうな気がして、もし100万なら負けてしまうような気がしませんか?

完全には防げなくても少しずつなら免疫のほうが勝って、うまくいけば抗体ができるかもしれない。

そう信じて3密を避ける、マスクをする、手洗いを徹底するなどの感染予防をやっていったほうが良いと思います。

※風邪の症状にお悩みの方、名古屋市中川区の、のぞみはり灸院ぜひ一度ご相談ください!

厚生労働省「新型コロナウイルス感染症について」のページはこちらです。

風邪を東洋医学で考える「治療」

桜
傷寒論では治療は湯液(投薬)で行いますが、その理論を用いることで鍼灸でもある程度までは治療することができます。

基本的には冷えている所は温め、熱は体外に排出することです。

そして熱のある場所によって排熱の仕方も違い、体表にあれば発汗させ、胸にあれば嘔吐させ、胃にあれば排便させ、余分な水が多ければ排尿させる等、患者の状態によって治療法が変わってきます。

多いのは本当は冷えの状態なのに仮の熱を現している時に解熱剤を使ってかえって冷えを強めてしまい治りが遅くなってしまうことです。

なので患者の状態をよく観察し適切な治療を施さなければなりません。

風邪の症状にお悩みの方、名古屋市中川区の、のぞみはり灸院ぜひ一度ご相談ください!

厚生労働省「新型コロナウイルス感染症について」のページはこちらです。

風邪を東洋医学で考える「歴史」

桃の花
風邪のことを古くは傷寒と呼ぶとお話ししましたが鍼灸で風邪の治療を行う際、参考にするのが傷寒論という本です。

そして傷寒論の作者は張仲景という人です。

張仲景は今から1800年ほど前の人で(曹操・劉備・孫権が争った三国志のころ)

10年ほどの間に200人いた一族の3分の2が亡くなり、そのうちの7割が傷寒によって亡くなったために医学を勉強して傷寒論を著しました。

張仲景は荊州南陽郡の出身ですがここは今でいう湖北省で、新型コロナウィルスの発祥の地である武漢市の近くというのは何か因縁めいたものを感じます。

風邪の症状にお悩みの方、名古屋市中川区の、のぞみはり灸院ぜひ一度ご相談ください!

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東洋医学と新型コロナウイルス

子猫
東洋医学では昔から風邪病症のことを傷寒と呼び一時にたくさんの人が命を落とす病として大変恐れられていました。

季節性の風邪であるインフルエンザでも毎年多くの人が亡くなっていますが、今拡大中の新型コロナウィルスによるものも、まだ不明な部分が多いためかなりの注意が必要です。

通常の風邪は罹患から数日で悪寒・発熱し咳や頭痛、倦怠感などが現れます。そうして3日ほどで解熱し回復していきます。

インフルエンザは高熱になりやすいので筋肉痛・関節痛なども現れることがよくあります。

風邪の症状にお悩みの方、名古屋市中川区の、のぞみはり灸院ぜひ一度ご相談ください!

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新型コロナウイルスと東洋医学


東洋医学では昔から風邪病症のことを傷寒と呼び一時にたくさんの人が命を落とす病として大変恐れられていました。

季節性の風邪であるインフルエンザでも毎年多くの人が亡くなっていますが、今拡大中の新型コロナウィルスによるものも、まだ不明な部分が多いためかなりの注意が必要です。

新型コロナに関しては潜伏期間が長いことからウィルスの増殖が比較的遅いようです。

ということは元気な免疫力の高い人は問題ないと思いますが持病のある人はもちろん貧血などで平熱の低い人が危険だと考えられます。

寒さの厳しいところでの拡大が多いことからも、冷えて弱くなった免疫の網を少数精鋭のウィルスが体の深いところまで侵入してくるイメージです。

感染予防はもちろんですが、体を冷やさない、冷飲食は避け温かいものを食べる、よく寝る、これらが一番大事だと思います。

風邪の症状にお悩みの方、名古屋市中川区の、のぞみはり灸院ぜひ一度ご相談ください!

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子供と風邪

クリスマスの子供部屋
カゼが流行っています。

日によって寒さが厳しかったり暖かかったりして気候が定まらない冬となっています。

そんな気候に体のほうは対応しきれず調子を崩しやすくなってます。

そのためカゼひきさんが大変多くなってきました。

特に子供は気温の影響を受けやすいためカゼをひいて咳・鼻水の子が多くなっています。

また、インフルエンザもちらほら流行り始めています。

できるだけ暖かくすること、昼夜の温度差が激しいので特に暗くなってから冷えないようにしてあげてください。

食べ物も暖かいもの、あとビタミンCを取るように心がけましょう。

風邪にお悩みの方、名古屋市中川区の、のぞみはり灸院ぜひ一度ご相談ください!

すすき
かなり秋らしくなってきて、気温もグングン下がってきました。

朝晩はかなり冷え込み空気の乾燥もきつくなっています。

そうして咳が止まない患者さんが増えてきました。

喉の乾燥により花粉やほこりに敏感に反応する人や冷えてカゼをひく人、のぼせて胸から上に熱がこもる人、みんな咳の症状がでてきます。

いわゆる季節の変わり目に体が対応できてない状態なので暖かくする、加湿器を使うなどの予防が必要になってきます。

咳にお悩みの方、名古屋市中川区の、のぞみはり灸院ぜひ一度ご相談ください!