腰痛 心因性の腰痛 すべての腰痛患者の3割くらいは心因性によるものだという調べもあります。医師の診察を受けても痛みに相応する病変が見当たらないものです。腰部のこわばりや冷えなどはあるのでしょうが、それよりも脳の活動異常や疲労により痛みを感じてしまうようで、うつ... 2020.10.01 腰痛
新型コロナウイルス 風邪を東洋医学で考える「歴史」 風邪のことを古くは傷寒と呼ぶとお話ししましたが鍼灸で風邪の治療を行う際、参考にするのが傷寒論という本です。そして傷寒論の作者は張仲景という人です。張仲景は今から1800年ほど前の人で(曹操・劉備・孫権が争った三国志のころ)10年ほどの間に2... 2020.03.25 新型コロナウイルス風邪
漢方 風は百病の始まり 春になってから毎日のように強い風が吹いています。東洋医学の古典には風は百病の始まりと書いてありまして、強い風にあたると様々な病を引き起こすと考えられています。冷える時もあれば熱を持つ時もあり、カゼをひいたりのぼせたりめまいや耳鳴り等もよく起... 2019.04.14 漢方
漢方 偏食と病気 甘味について 東洋医学では食べ物には酸・苦・甘・辛・鹹(かん)の五つの味があり、それぞれ体に対して作用があると考えられています。実際にその味がしなくても体に対する作用があればその味となります。そのため特定のものを食べ過ぎたり取らなかったりすると体の働きが... 2016.05.22 漢方
漢方 健康と食生活 苦味について 東洋医学では食べ物には酸・苦・甘・辛・鹹(かん)の五つの味があり、それぞれ体に対して作用があると考えられています。実際にその味がしなくても体に対する作用があればその味となります。そのため特定のものを食べ過ぎたり取らなかったりすると体の働きが... 2016.05.17 漢方
漢方 東洋医学と食生活の偏り・酸味 東洋医学では食べ物には酸・苦・甘・辛・鹹(かん)の五つの味があり、それぞれ体に対して作用があると考えられています。実際にその味がしなくても体に対する作用があればその味となります。そのため特定のものを食べ過ぎたり取らなかったりすると体の働きが... 2016.05.14 漢方
漢方 東洋医学から見た病気の原因「不内外因」 東洋医学では病の原因(病因)を大きく3つに分けて考えます。そのうちのひとつが「不内外因」です。食べ過ぎ・飲み過ぎ、過労、外傷などによって起こるものです。外因、内因とは直接関係ありませんが、間接的につながっている場合もあります。内因、外因、不... 2016.01.02 漢方
漢方 東洋医学からみた病の原因「内因」 東洋医学では病の原因(病因)を大きく3つに分けて考えます。そのうちの一つが「内因」です。人の感情・情緒の急激な変動や長期間に及ぶ感情の偏りによって様々な症状が引き起こされます。人は怒・喜・思・優・悲・恐・驚の7つの感情を持つと考え七情と呼ば... 2015.12.17 漢方
漢方 東洋医学からみた病気の原因「外因」 東洋医学では病の原因(病因)を大きく3つに分けて考えます。そのうちの一つが「外因」です。季節や気候によるもの。天気や気温・湿度・気圧などによって様々な症状が引き起こされます。風・暑・湿・燥・寒・火の6つに細分され六淫とも呼ばれます。※当院の... 2015.12.11 漢方
漢方 漢方の視点から考える病気 患者さんからの質問で最も多いのが、どうしてこういう症状が出ているのでしょうかというものです。カゼなどのウィルスや細菌によるものや、重いものを持って腰を痛めた、転んで足首をひねったなどは原因がはっきりしているので説明がしやすいのですが、頭痛や... 2015.12.10 漢方