捻挫と腫れ

あじさい
不幸にして捻挫をしてしまった場合、応急処置としてはRICE処置があります。

REST(休息)、ICE(冷却)、COMPRESSION(圧迫)、ELEVATION(挙上)のことです。

これはあくまでも応急処置なのでこの後はしっかり治療しなければなりません。

炎症部位は熱を持ち痛みも強いです。この熱を取ることで痛みを緩和させられるのである程度、鍼を刺してこもった熱を取り除きます。

靭帯の損傷が激しいと内出血が現れます。

これは炎症が治まったのち血流を促して排除するようにします。

けがの程度にもよりますが炎症が治まるのに3日、運動を再開するのに1週間、元通りになるまで1か月くらいはかかると思ってください。

捻挫による腫れや炎症でお困りの方、名古屋市中川区の、のぞみはり灸院ぜひ一度ご相談ください!

首・肩が痛い

梅とメジロ首・肩はよく痛くなるところですが、その原因はかなり多岐にわたります。

普段の姿勢、使い方・負担のかかり方、気候や周りの環境から食事・睡眠、精神状態まで様々な要因が絡み合って症状を現します。

ただ、その症状は熱によるものと冷えによるものに分けられます。

熱が強ければ、その熱を冷ますようにし、冷えが強ければ温めるように治療します。
名古屋市中川区の、のぞみはり灸院では首・肩の痛みのような症状にも対応しています。ぜひ一度ご相談ください!

花粉症 漢方

クローバー
今年は花粉の飛び始めが早く、飛散量も多いようです。

去年はあまり症状が出なかった人も、今年はかなり激しく出てきています。

症状はくしゃみ、鼻水、鼻づまりが多いのですが、目のかゆみや喉の違和感、咳なども多くなっています。

くしゃみやダラダラ流れる鼻水は冷えの症状なので体を温める治療をします。そうして発汗や排尿を促して体の余分な水を排出します。

鼻づまり、目のかゆみ、咳などは熱の症状です。パソコン作業などで目を酷使すると熱を持つので粘膜が乾き、アレルギー反応が出ます。

カゼなどで喉の粘膜が炎症を起こしても同じようになり、咳が出やすくなります。

今年は空気の乾燥がきついので粘膜も乾きやすくなっています。

そのため涙やつばなどで花粉を排出しづらく、花粉に対するアレルギー反応が強く出ているようです。

熱の症状の人は体の水分の循環を促し、乾いたところを潤すように治療をします。1,2回の治療ではすぐに元に戻ってしまうので継続して治療することが必要です。

名古屋市中川区の、のぞみはり灸院では花粉症の諸症状にも対応しています。ぜひ一度ご相談ください!

気管支喘息 治療

熟睡こども気管支喘息は胸に熱がこもることにより起こるので、まずその熱を取ることが治療になります。

熱のせいで喉が渇くので水分を取りすぎ、そのために余分な水分が体にたまります。

気管支まわりに多くなった水がこもった熱で乾かされるため粘り気の強い痰になりるので、発汗や排尿を促して余分な水分を排出します。
全身の熱が強いと逆に体の水分が少なくなりカラ咳がよく出る咳喘息となります。この場合は体全体の熱を冷ますように治療します。

アレルギー性でも非アレルギー性のものでも、熱をうまくコントロールすることが治療の基本となります。

名古屋市中川区の、のぞみはり灸院では喘息のようなつらい症状にも対応しています。ぜひ一度ご相談ください!

アトピー性皮膚炎と鍼灸治療

あかちゃんと家族
アトピー性皮膚炎に対する鍼灸治療は、赤ちゃん・乳幼児に対しては上手に汗をかけるようにします。

肌と関係する肺や大腸にかかわるツボを使いますが、ツボにうまく鍼をすることが難しいので、肌をこすって汗腺の働きを促すことが主になります。

保護者の方にもやり方を教えて、自宅でもできるようにしてもらいます。

大人のアトピー性皮膚炎の場合も、汗をかかせるようにするのは同じです。

体表面や下半身が冷えて体の内部や頭に熱がこもることが多いので、血行を促して全身の熱の偏りを改善します。

いずれにしても一度の治療でよくなることはないので、継続して治療をする必要があります。

名古屋市中川区の、のぞみはり灸院では赤ちゃんのアトピー性皮膚炎にも対応しています。ぜひ一度ご相談ください!

食物アレルギーの鍼灸治療

日本の朝食
東洋医学では脾臓が主になって胃・大腸・小腸・胆のうを働かせて飲食物の消化・吸収の働きをします。

特に脾・胃は表裏一体の関係なので、この働きが弱いと飲食物の消化・吸収が悪くなります。

そのため脾・胃の働きを高めるツボを使って治療をします。

たとえば熱が強いときは脾経の火穴である大都(火穴は熱を取ります)、冷えているときは金穴である商丘(金穴は巡りを良くして温めます)を使います。

下痢や便秘の時は胃経の足三里、じんましんの時は皮膚と関係が深い大腸のツボを使います。

ただ治療で症状を緩和することはできますが、内臓の働きがしっかりするまではアレルギー反応は現れ続けるので食生活には常に気をつけないといけません。

名古屋市中川区の、のぞみはり灸院では食物アレルギーの鍼灸治療のご相談にも対応しています。ぜひ一度ご連絡ください!

椎間板ヘルニア 治療

父子腰部椎間板ヘルニアの症例をレポートします。

30代男性、狭いところを歩いていて、おいてある自転車をよけようとした際、腰に痛みが走る。
次の日の早朝、痛みで目が覚める。

どんな姿勢になっても激しい痛みは変わらず整形外科を受診したところ、MRI検査で腰部に3か所のヘルニアがあると診断される。

鎮痛剤で若干痛みは減少するが、動くことはかなり困難である。

所見として、体表・下肢にむくみ冷え、腰部は炎症性の熱がある。この熱のために激しい痛みが出ていると思われる。

治療の方向として、発散を促し汗をかかせてむくみを除き、体表が温まるようにしてこもった熱を浮かせるようにする。

使うツボは腎経の水穴である陰谷。

腎臓は体内の水分代謝をする臓器で、さらにその中の水を主るツボを使うことで余分な水分を取り除くことができる。
そうして冷えているところは温まり、熱のあるところは冷めてくる。

次回は治療翌日の様子を紹介します。

名古屋市中川区の、のぞみはり灸院では腰の椎間板ヘルニアのような痛みのつらい症状にも対応しています。ぜひ一度ご相談ください!

花粉症 治療

走るサラリーマンとOL
花粉症はスギ・ヒノキなどの花粉によるアレルギー反応で、くしゃみ・鼻水・目のかゆみなどが起こる病気です。

原因となる花粉が飛散する季節に起こる病気なので季節性アレルギー性鼻炎ともいいます。

ストレス過多だと自覚している方はご注意を。まったくストレスのない人はいないと思います。

ですが、常にストレス下にあり心労を抱えている人は、しばしば免疫が過剰反応し、花粉などの原因物質に対して強いアレルギー反応が生じます。

のぞみはり灸院(名古屋市)では花粉症にも対応しております。まずはお問い合わせください!

アトピー 漢方

桑の葉と夏空
アトピー皮膚炎の治療は、基本的には皮膚科医が処方する外用薬を塗布することです。

鍼灸でできることは血行を良くして皮膚の炎症部位の熱を取り除き、また皮膚の働きを活発にさせ潤いを保つことです。

症状が長く続くことによるストレスが肩・首のコリ、不眠などを引き起こします。

それらを治療することでアトピー性皮膚炎そのものも改善すると考えます。

めまい 薬

早春のメタセコイア
東洋医学ではめまいのことを、「眩暈」といいます。

めまいの症状としては、目が回る・かすむ・目の前が暗くなる・頭が回ってクラクラする、等があげられます。

めまいの原因は、頭部の血行障害、頭を中心に上半身が熱くなる、いわゆる「のぼせ」が主原因です。

めまいの治療は投薬が主ですが、鍼灸を併用することでかなり改善されます。