熱中症 予防

すいか
熱中症の症状としては
・血管が拡張しすぎて血圧が低下し目まいや失神を生じるもの

・汗のかきすぎで脱水状態になり全身倦怠感や悪心・嘔吐を生じるもの

・水分のみを摂取したため血液の濃度が低下し、筋肉痛やけいれんを生じるもの

・体温が上がりすぎることにより意識障害を生じるもの
等があります。

予防策としては
・冷房の適切な使用

・適度な水分・ミネラル分の摂取

・睡眠不足・過労を防ぐため、睡眠・休憩をしっかりとる
以上のようなことに普段から気を付けることで、熱中症を予防できます。

熱中症

レモンのかき氷
熱中症は体温調節がうまくできず、体に熱が蓄積することによりさまざまな症状を引き起こす病気です。

中には命に係わる、重篤な症状を引き起こすものもあります。

クーラーを上手に利用し、適切な水分・ミネラル分の補給をおこなうこと。
過労や寝不足にならないよう普段から気を付けることで熱中症を防ぐことができます。

便秘のツボ

つぼ・合谷中川区にお住まいの、40代・女性の患者さんが来院されました。

肩・首の痛みをとりたくて治療に来られたのですが、お話をうかがってみると、慢性的に便秘であるとのことでした。

むくみが嫌なのであまり水分を取らないようにしていたので、血液中の水分が少なくなり、かえって血行が悪くなって体に熱がこもり、腸の働きも悪くなって便秘になっていたようです。

血液を潤わせるために膝の内側にある曲泉、大腸の働きをよくするために手の示指と母指の間にある合谷(写真)、この二つのツボをメインに、あとは背中や足のコリの強いところを治療しました。

3回くらいの治療で熱がぬけて肩の痛みも治まり、便通も良くなりました。

特に合谷穴は大腸に関わりがあるのですが、疲れ目などにも効果があるので、気が付いたときに軽く揉むといいですよ、とアドバイスしています。

腹痛・下痢

沖縄の海
水分の取りすぎ、寒いところに長時間滞在するなど、腸が冷えるとおなかをこわします。

これは体から便とともに水分を排出して冷えを取り除こうとする働きによるものです。
少し冷えたくらいなら排尿のほうが促されます。

慢性的にお腹が弱い人は下腹部が常に冷えています。
暑がりで汗かきの人でも下腹部や足は冷えています。

またそういう人は喉が渇くので水分をよく取り、そのために余計に下痢をします。
酒飲みの人はさらに拍車がかかります。

便秘・解消

ブルーベリー
便秘の原因で多く見られるのは、血行が悪くなり胃腸に熱がこもり、便が乾いて固くなってしまう、というものです。
血行が悪いことで大腸自体の働きも悪く、便を押し出すいわゆる蠕動運動が弱くなることもあげられます。

患者さんのタイプとして、手足は冷えるが全体としては熱く、のぼせて首肩のコリが強い人、肌の乾燥が強い人に多くみられます。
冷えが強くても頻尿の人は、その分、腸に行く水分が少ないので、便が固くなりやすいのです。

黄砂

黄砂にかすむ関門橋
一日中、黄砂がすごくて鼻水とくしゃみが止まらないということがありました。

2007年から私は花粉症を発症したっぽいのですが、昨日はほんとに水みたいな鼻水がずっとだらだら。
くしゃみも連発してました。

鼻水もくしゃみも体の冷えが原因です。
あと水分を取りすぎているので余分な水が体から出ようとしているのです。

発症したときは家に帰ってから大好きなコーラを我慢して、早めにお風呂に入って寝たら翌朝には治まっていました。

よく
「水を一日、2リットル取りなさい」
とかテレビでやってますけど、ほとんどの人はそんなにいらないですよ。